「着づな」着ることは、文化を知ること

戦後の歴史とともに日本の着装教育を拓いた当学院の創始者長沼静。

さまざまな人との出会いを通して果たした役割は、20世紀きもの文化の軌跡でもあります。このコラムでその言葉をご紹介していきます。

~人と人を結ぶ「着づな」・・・きもの~

人は皆、生まれた時は裸です。オギャアと生まれたその時に着せられる産着に始まって、衣とは一生のつきあい、切ってもきれない関係にあるのです。

そして必ず、人と人との交際の中で装いは成り立っていくのものです。

きものの帯と格、小物のバランス、色、柄、素材、何より着る人ときものの調和がとれていてはじめて美しい装いといえるのです。 

そして調和とは相手を思いやる心です。