関西の夏まつりには古き良き日本の風情を感じられるイベントが数多くあります。ゆかたを着て参加することで、より一層その魅力を堪能できます。ここでは、関西をはじめ東海や九州で特におすすめの夏祭りを5つご紹介します。
海の日名古屋みなと祭
- 開催期間 7月15日
- 住所(アクセス) 愛知県名古屋市港区名古屋港(名古屋市営地下鉄 名港線 名古屋港駅より徒歩5分)
- 公式情報 https://www.nagoya-port-festival.com/
毎年7月の海の日に名古屋港で開催される大規模な祭りです。メインイベントは壮大な花火大会で、伝統的な花火技術と最新コンピューター技術によって音楽と融合した「メロディー花火」は必見です。また、地元の学校や団体による音楽やダンスのステージイベント、地元の特産品を楽しめる屋台、子供向けのアクティビティなど、多彩な催しが行われます。名古屋の夏の風物詩、ぜひゆかたでおでかけして楽しんでみてください。
京都祇園祭 山鉾巡行
- 開催期間 7月17日・7月24日
- 住所(アクセス) 京都府京都市の洛中内
- 公式情報 http://www.gionmatsuri.or.jp/
京都祇園祭の山鉾巡行は、日本三大祭りの一つで、毎年7月に開催される伝統的な行事です。豪華絢爛な山鉾が京都市内を巡行し、町全体が華やかに彩られます。山鉾は「動く美術館」とも称され、その精緻な装飾や歴史的価値が見どころです。祭りのクライマックスである7月17日と24日の巡行は特に人気で、国内外から多くの観光客が訪れます。ゆかた姿で京都の古都を散策しながら、祭りの雰囲気を存分に楽しんでみてください。
大阪天満宮 天神祭
- 開催日 7月24日~7月25日
- 住所(アクセス) 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2丁目1番8号
- (大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町駅」4番出入口から徒歩5分/JR東西線「大阪天満宮駅」7番出入口(東西線アクセスビル)から徒歩5分)
- 公式情報 https://tenjin-matsuri.com/
日本三大祭りの一つであり、大阪三大夏祭りにも数えられ、毎年7月24日宵宮、25日本宮が開催されます。25日15時半から始まる陸渡御(りくとぎょ)では、御鳳輦を中心に地車、神具、牛車、旗、鉾などが大行列を形成し、大阪市内を巡行します。夜には100隻以上の船が大川で行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、壮大な奉納花火も打ち上げられます。大川に映る篝火や提灯、花火の美しい光景から、“火と水の祭典”と称されます。ゆかたを着て夜空に咲く大輪の花火を眺めるひとときは、まさに夏の風物詩です。
住吉祭(住吉大社)
- 開催日 7月30日~8月1日
- 住所(アクセス)大阪市住吉区住吉大社周辺(地下鉄御堂筋線「住吉大社駅」から徒歩5分)
- 公式情報 https://www.sumiyoshitaisha.net/events/special.html#anchor02
大阪の夏を締めくくる祭典です。7月海の日に「神輿洗神事」が行われ、神輿を海水で清めます。30日「宵宮祭」、翌日「夏越祓神事・例大祭」では雅で華やかな神事が行われ、夏越女や稚児らが茅の輪(ちのわ)をくぐります。そして8月1日には、住吉大神の神輿が堺の宿院頓宮まで巡行する神輿渡御(みこしとぎょ)が行われます。古くから地元住民に親しまれてきたこのお祭りの熱気と歴史を、ぜひ感じてみてください。
博多祇園山笠
- 開催期間 7月15日
- 住所(アクセス) 博多総鎮守 櫛田神社 福岡県福岡市博多区上川端町1-41(地下鉄「祇園駅」2番出口または「中洲川端駅」から徒歩約5分)
- 公式情報 https://www.hakatayamakasa.com/
博多祇園山笠は、福岡市の櫛田神社で毎年7月に行われる700年以上の歴史を持つ祭りです。祭りのクライマックスである追い山笠では、締め込み姿の男たちが重さ1トンを超える山笠を担ぎ、約5kmのコースを力強く駆け抜けます。その迫力とスピード感は観客を圧倒します。また、豪華絢爛な飾り山笠も見どころで、街全体が祭りの熱気に包まれます。地域の結束力と伝統を象徴するこの祭りは、博多の夏を代表するイベントです。
伝統的な文化と現代のエンターテイメントが融合した素晴らしいイベントが数多くあります。ぜひお気に入りのゆかたを着て、夏のひとときを満喫してください。
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